矯正歯科治療に使用する金属は、ゴムやバネのような性質をもつものが好まれます。
その中の一つにコバルトクロム合金というものがあります。
この金属は、軽く強靭で錆びにくい金属だったため、第一次世界大戦で飛行機にも用いられました。
発明された時期は諸説あるのですが、1910年ごろなので第一次世界大戦が始まる前ぐらいに発明され、飛行機や金属の加工に用いられることによってこの合金が発展したのだと考えられます。
矯正歯科治療以外だと、機械式腕時計のゼンマイの部分にも使用されたりします。
矯正歯科治療は何をやっているのかわからない、と思われることが多いですが、このように様々な分野と関連していることを話すと、興味を持ってもらえることが多くて嬉しいです。
ぜひお気軽にご相談ください。
2024/11/29